「仕事や家事のつかれから首や肩がこっているけど、3ヶ月以上も放置したまま。ホントは自分でなんとかしたいけど方法がわからない……」
このようなお悩みはありませんか?
放置すれば頭痛や吐き気がでてしまい、せっかくの休日ですら部屋で寝たきりになることも。
そこで、今回は症状に悩みながらも通院がむずかしい方に向けて、首・肩こりの症状をお持ちの方に当院でよく使用するツボを原因別で紹介させていただきます。
自分で押せるツボをまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
しっかりセルフケアをして、休日くらいは首・肩こりを忘れられる体作りを目指しましょう。
まずは首・肩こりの原因を確認
まずは首・肩こりの原因を確認しておきましょう。
- 不良姿勢(前かがみ、猫背)
- 目の疲れ
- 体の冷えによる血行不良
- ストレスによる身体の緊張
- リラックスさせるホルモンが減っている
※首・肩こりの原因ついてのくわしい内容は以下のページをご確認ください。
首・肩こりに効果的なツボ5つ
原因に合わせて、当院でよく使用するツボは以下の表のようになります。いずれも、自分で押せるツボとなりますのでご安心ください。
首・肩こりの原因 | ツボの名前 |
不良姿勢(前かがみ、猫背) | 肩外兪(けんがいゆ) |
目の疲れ | 太陽(たいよう) |
体の冷えによる血行不良 | 三陰交(さんいんこう) |
ストレスによる身体の緊張 | 孔最(こうさい) |
リラックスさせるホルモンが減っている | 照海(しょうかい) |
猫背など不良姿勢による首・肩こり
肩外兪(けんがいゆ)
ツボの場所
肩甲骨の内側にあるツボです。
効果
刺激により、肩こりの原因となる首や肩を動かす筋肉がほぐれます。その結果、血流も良くなり症状を改善させる効果が期待できます。
とくに猫背姿勢が続くと肩外兪のまわりがかたくなりやすいため、立ち仕事やパソコン作業でつい前かがみになる方はしっかりほぐしておきましょう。
目の疲れによる首・肩こり
太陽(たいよう)
ツボの場所
目尻と眉毛の先の延長線上(触ると少しくぼんだ場所)
効果
刺激により、目のまわりの筋肉をほぐして血流を良くする効果が期待できます。昔から「眼の病とは無縁になる」といった理由でよく使われてきました。
とくにパソコンやスマホを触り過ぎて、目が疲れた時にオススメのツボです。
痛みを感じるような強さで押さなくても大丈夫です。気持ちよいと感じるくらいの強さを心がけましょう。
体の冷え・血行不良による首・肩こり
三陰交(さんいんこう)
ツボの場所
内くるぶしの10㎝ほど上
効果
刺激により、体の冷えによる血行不良を改善する効果が期待できます。
とくに女性の場合は、三陰交があるふくらはぎの冷えにより全身が冷えやすくなります。このツボを刺激して、足元から全身の血流を良くしましょう。
強く押すと痛みを感じやすい場所のため、軽く押す、もしくはお風呂で温めながら、さするように刺激してみましょう。
ストレスによる首・肩こり
孔最(こうさい)
ツボの場所
肘のくぼみから7㎝ほど先(親指側 )
効果
刺激により、呼吸の状態を改善する効果が期待できます。とくに、ストレスが原因で呼吸が浅くなった時によく使用します。
ストレスが溜まると気づかないうちに呼吸が浅くなり、首、背中、肩の筋肉がこりやすくなるため深呼吸をしながら刺激してみましょう。
ホルモン量の変化で発生する首・肩こり
照海(しょうかい)
ツボの場所
内くるぶしから1.5~2cmほど下
効果
刺激により、年齢を重ねてくずれてしまったホルモンバランスを整えたり体力を補う働きがあります。
お風呂上りなどにストレッチとあわせて、照海を親指で押してみてください。
さらにくわしい不眠の原因や対策については首、肩こりで仕事に集中力できない方へをご確認ください。
【無料】スマホやパソコンでいつでもチェックできる資料をお渡しします
以下のボタンよりPDFファイルをダウンロードしていただければ、いつでもスマホやPCで自分に合ったツボや院内で渡しするセルフケアを確認できます。
※スマホで閲覧する場合は『横向き』がオススメです。
さらにくわしい原因や治療経過をチェックしたい
くわしい原因や治療経過については、以下のページよりご確認ください。
解決しない方は癒しマッサージ鍼灸院へご相談ください
体の状態や原因から、一人ひとりに合わせた施術内容を提案させていただきます。
その日の調子により
- マッサージを中心にしてほしい
- 今日は鍼を受けたい
- 体が冷えているのでお灸をお願いしたい
といった希望があれば、対応いたしますので遠慮なくお伝えください。