腰が痛くて家事ができない方へ:原因は腰だけではない?

  • 朝、ベッドや布団で体を起こすときに腰が痛む
  • 料理や食器洗いをしていると背中や腰が疲れやすい
  • 座っているだけなのに、なぜか腰が痛い
  • 歩いているだけで腰が重たくなる
  • 病院で坐骨神経痛といわれたけど何もしてもらえない

このような症状に、お悩みはありませんか?

現在の日本では、10人に1人が腰の痛みに悩んでいます(※)
もはや、国民病といっても過言ではありません。

参考:厚生労働省 2019年 国民生活基礎調査の概況

とはいえ、

「いつもどおりの生活をおくっているはずなのに、なぜか腰が痛い……」

このような状態になってしまうと、家事や仕事がおろそかになり、ストレスが溜まってイライラを誰かにぶつけてしまうことも。

悩みを解決するためには、自分の体に合ったケアが必要です。

このページでは、腰の痛みにお悩みの方に向けて、

  • 見落としがちな腰痛の原因
  • 自宅でできるお手軽セルフケア

を紹介します。

目次

腰痛の主な原因:腰が原因とはかぎらない?

腰痛の原因は、つぎの3つがあげられます。

腰痛の主な原因
  • 股関節の柔軟性が足りていない
  • 体を支えるための筋肉がすくない
  • おなじ姿勢を続けることでおなじ筋肉への負担が大きくなる

股関節の柔軟性が足りていない(体がかたい)

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意外と見落としがちなのが、股関節の柔軟性です。写真のように開脚して、体をまげるのが苦手な方もいるのではないでしょうか?

人間の体は前かがみになるときに、腰と股関節を使うことで負担を分散できるようになっています。

もし股関節の柔軟性が足りなければ、前かがみになるときに写真のように腰だけを曲げてしまうため、腰への負担が大きくなります。

体を支えるための筋肉がすくない

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筋肉がすくない、といった原因は女性の方によく見られます。

もともと男性にくらべて筋力がすくないため、自分の体に合ったケアをしていなければ、腰を痛めやすくなります。

おなじ姿勢は要注意:座り姿勢は腰への負担が40%増

おなじ姿勢を続ければ、腰への負担は大きくなります。とくに注意したいのが、ずっと座ったままの姿勢。いっけんすると、腰を休めているように感じるかもしれません。

以下の画像は、立姿勢を『100』として、他の姿勢と腰への負担をくらべたものです。

※参考:姿勢の変化による椎間板内圧の変化※スウェーデンの整形外科医ナッケムソンの論文

立っているときにくらべて、椅子に座ったときのほうが腰への負担は40%も増えます。

座って休憩しているつもりでも、腰は休めていない状態が続いているため、腰痛の原因となります。

東洋医学的な腰痛の原因は?:”冷え”でエネルギーが腰にたまり痛みとなる

東洋医学では体が冷えることで、体全体に流れている気(=エネルギー)の流れが悪くなり”痛み”がでると考えられています。

現代医学にちかい説明をするなら、血流が悪くなり腰に余分なエネルギーとともに疲労や痛みがつみ重なっているようなイメージです。

手足が冷えやすい体質の方は、夏場でも靴下を履いておくなどして、体が冷えないようにしておきましょう。

自宅で気軽にできる腰のケア

  • 体を冷やさない
  • ストレッチ

それぞれ、みていきましょう。

体を冷やさない:夏でも注意が必要?

腰やお尻まわりの筋肉が冷えるだけでも、痛みの原因となります。気温の低い時期に、痛みが強くなった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

夏でも冷房の影響により、下半身は意外と冷えています。のぼせない程度に、下半身だけでもしっかり温めておきましょう。

ストレッチで血流改善:座ったままでOK

効果が実感しやすく一人でもできる股関節(お尻まわり、もも裏の筋肉)のストレッチを中心に行います。

イメージとしては「すこし伸びているかな?」くらいの力加減で問題ありません。

※ストレッチをして痛みを感じる場合は、すぐに中止してください。

その他、腰痛の時に自分で押せるツボについては、以下のページをご確認ください。

解決しない方は癒しマッサージ鍼灸院へご相談ください

体の状態や原因から、一人ひとりに合わせた施術内容を提案させていただきます。

腰の痛みで当院をご利用いただいた方の経過は、以下のページをご確認ください。

「腰がツラい…」と嘆く前に|自分との向き合い方を変えてみませんか?

その日の調子により

  • マッサージを中心にしてほしい
  • 今日は鍼を受けたい
  • 体が冷えているのでお灸をお願いしたい

といった希望があれば、対応いたしますので遠慮なくお伝えください。

施術者紹介

【施術者】
上茶谷 貴之
(うえちゃや たかゆき)


保有資格】
あんま・マッサージ指圧師
鍼灸師
柔道整復師

アクセス


【受付時間】
平日・土曜:10時~19時30分
日曜・祝日:10時~17時30分


不定休・予約優先制

【住所
京都市南区羅城門町
53-3 vip羅城門1F
【電話番号
075-606-1575

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