- 朝、ベッドや布団で体を起こすときに腰が痛む
- 料理や食器洗いをしていると背中や腰が疲れやすい
- 座っているだけなのに、なぜか腰が痛い
- 歩いているだけで腰が重たくなる
- 病院で坐骨神経痛といわれたけど何もしてもらえない
このような症状に、お悩みはありませんか?
現在の日本では、10人に1人が腰の痛みに悩んでいます(※)
もはや、国民病といっても過言ではありません。
とはいえ、
「いつもどおりの生活をおくっているはずなのに、なぜか腰が痛い……」
このような状態になってしまうと、家事や仕事がおろそかになり、ストレスが溜まってイライラを誰かにぶつけてしまうことも。
悩みを解決するためには、自分の体に合ったケアが必要です。
このページでは、腰の痛みにお悩みの方に向けて、
- 見落としがちな腰痛の原因
- 自宅でできるお手軽セルフケア
を紹介します。
腰痛の主な原因:腰が原因とはかぎらない?
腰痛の原因は、つぎの3つがあげられます。
- 股関節の柔軟性が足りていない
- 体を支えるための筋肉がすくない
- おなじ姿勢を続けることでおなじ筋肉への負担が大きくなる
股関節の柔軟性が足りていない(体がかたい)
意外と見落としがちなのが、股関節の柔軟性です。写真のように開脚して、体をまげるのが苦手な方もいるのではないでしょうか?
人間の体は前かがみになるときに、腰と股関節を使うことで負担を分散できるようになっています。
もし股関節の柔軟性が足りなければ、前かがみになるときに写真のように腰だけを曲げてしまうため、腰への負担が大きくなります。
体を支えるための筋肉がすくない
筋肉がすくない、といった原因は女性の方によく見られます。
もともと男性にくらべて筋力がすくないため、自分の体に合ったケアをしていなければ、腰を痛めやすくなります。
おなじ姿勢は要注意:座り姿勢は腰への負担が40%増
おなじ姿勢を続ければ、腰への負担は大きくなります。とくに注意したいのが、ずっと座ったままの姿勢。いっけんすると、腰を休めているように感じるかもしれません。
以下の画像は、立姿勢を『100』として、他の姿勢と腰への負担をくらべたものです。
立っているときにくらべて、椅子に座ったときのほうが腰への負担は40%も増えます。
座って休憩しているつもりでも、腰は休めていない状態が続いているため、腰痛の原因となります。
東洋医学的な腰痛の原因は?:”冷え”でエネルギーが腰にたまり痛みとなる
東洋医学では体が冷えることで、体全体に流れている気(=エネルギー)の流れが悪くなり”痛み”がでると考えられています。
現代医学にちかい説明をするなら、血流が悪くなり腰に余分なエネルギーとともに疲労や痛みがつみ重なっているようなイメージです。
手足が冷えやすい体質の方は、夏場でも靴下を履いておくなどして、体が冷えないようにしておきましょう。
自宅で気軽にできる腰のケア
- 体を冷やさない
- ストレッチ
それぞれ、みていきましょう。
体を冷やさない:夏でも注意が必要?
腰やお尻まわりの筋肉が冷えるだけでも、痛みの原因となります。気温の低い時期に、痛みが強くなった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか?
夏でも冷房の影響により、下半身は意外と冷えています。のぼせない程度に、下半身だけでもしっかり温めておきましょう。
ストレッチで血流改善:座ったままでOK
効果が実感しやすく一人でもできる股関節(お尻まわり、もも裏の筋肉)のストレッチを中心に行います。
イメージとしては「すこし伸びているかな?」くらいの力加減で問題ありません。
※ストレッチをして痛みを感じる場合は、すぐに中止してください。
その他、腰痛の時に自分で押せるツボについては、以下のページをご確認ください。
解決しない方は癒しマッサージ鍼灸院へご相談ください
体の状態や原因から、一人ひとりに合わせた施術内容を提案させていただきます。
腰の痛みで当院をご利用いただいた方の経過は、以下のページをご確認ください。
「腰がツラい…」と嘆く前に|自分との向き合い方を変えてみませんか?
その日の調子により
- マッサージを中心にしてほしい
- 今日は鍼を受けたい
- 体が冷えているのでお灸をお願いしたい
といった希望があれば、対応いたしますので遠慮なくお伝えください。