生理期間中といえば……
- ベッドから起き上がれないくらいの腰やお腹の激痛
- 頭痛がしたり頭がボーっしてしまうことで仕事に集中できない
- 理由なくイライラして家族に八つ当たりしてしまう
女性にとっては、月に1度のゆううつな期間ともいえますよね。
おまけに男性には理解されにくいため、職場や自宅でイヤな思いをされている方もいるはずです。
月に1度のものとはいえ、すこしでもラクに過ごしたいですよね。
そんな悩みを抱えた方のために、このページでは
- 生理(月経)時に起こる体の変化、原因
- 期間中をすこしでもラクにすごすための対策
- 当院をご利用された方の経過や施術内容
について紹介させていただきます。
すこしでも生理に関わるイライラや不安を解消したい方は、参考にしてみてください。
生理(月経)をきっかけに起こる体の変化と原因
生理(月経)前に多い不調①
- 頭痛
- 目まい
- 吐き気
- 不安、イライラ
生理(月経)前に起こる上記の症状を、月経前症候群(PMS)といいます。
生理前に女性ホルモンのバランスがくずれることが原因といわれています。
生理(月経)前におこる不調②
- 頭痛
- 腰痛
- 腹痛
- 体のだるさ
生理(月経)期間中に発生する上記の症状を月経困難症(月経痛))といいます。
子宮を収縮する(動かす)ために必要なプロスタグランジンという神経の物質が痛みを引き起こすと考えられています。
通常
プロスタグランジンが過剰に分泌
症状が出やすい人の特徴
- 下痢をしやすい(便がゆるくなる)
- 手足の冷えを感じやすい
- 冷たいモノを食べる(飲む)こと、油っこい食事をとることが多い
- 精神的なストレスが多くイライラしたり落ち込んだりしやすい
生活習慣の乱れが症状と関係しています
症状が出た時の対処法は?
- 横になって安静
- お風呂につかり体をあたためる
- 生理(月経)の不調をやわらげるツボをマッサージ
などがあげられます。
オススメのツボを紹介します。①朝起きてすぐ ②寝る前
に気持ちの良い強さで5秒間押しましょう。
病院で検査が必要な場合も
以下のような症状の場合、病院での検査をお勧めします。
- 不正性器出血をともなうもの(子宮の腫瘤の可能性)
- 帯下をともなうもの(感染症の可能性)
- 生理(月経)でないのにおへその下あたりが痛い(子宮頚がんの可能性)
※くわしく知りたいかたは以下のページが参考になります。
癒しマッサージ鍼灸院でできること
体の状態を確認したうえで対応いたします。
病院の検査で『異常なし』と判断されているのが条件です。
施術の効果を実感できるまでの期間は?
人にもよりますが、当院をご利用の方からは2回~3回(期間は2ヶ月)の施術で、
- 腰(おなか)の痛みがやわらいだ
- 吐き気が落ち着き食欲がわいてきた
- 痛みを止めを飲まずに生理(月経)を終えることができた
などの報告をいただいています。
生理(月経)の不調でご利用いただいた方の経過(当院での取り組み)を紹介させていただきます。
30代女性:生理(月経)に入ると腰やおなかが痛くなる
- 仕事中座っていると腰やお腹が痛くなる
- 夜中、足のほてりを感じて眠れない
- ふくらはぎや足の裏にむくみ、冷えを感じる
いたみ止めを飲んでも効果を実感できないまま生理(月経)を乗り切っておられるようでした。
現在の状態
施術を開始して半年ですが腰(お腹)の痛みがやわらぎ、よく眠れるようになったそうです。
施術内容:毎回45分の鍼灸・マッサージの組み合わ
体を温めるために、腰(骨盤)・足のまわりにお灸と鍼、冷えとむくみをやわらげるために足の裏・ふくらはぎにマッサージをおこないました。
2回目以降~
2週間に1度のペースで施術を受けていただいてます。
初回の施術内容をベースに首(肩)のコリへの鍼・マッサージもさせていただいてます。
趣味でジムに通われているため、運動の疲れを回復する目的もかねて利用されています。
40代女性:生理(月経)中は体のだるさと胃のむかつきがある
- 生理の始まる3日くらい前から体全体(特に腰)がだるくなる
- 生理中は胃がむかむかして、食欲が落ちる
- 生理中は足の冷えとむくみを感じる
月によっては下腹部(おへその下)が痛くなり、薬を飲む必要があるようです。
現在の状態
痛み止めを飲まずに生理を乗りきることができ、食欲が落ちることなく趣味の外食(晩酌)を楽しんでおられます。
当院の施術だけでなくヨガをしたり、漢方を飲んだりして体調管理をしてくださっています。
施術内容:毎回60分の鍼灸・マッサージの組み合わせ
体を温めるために、腰・お腹(みぞおちの辺り)にお灸、ふくらはぎのツボに鍼・肩のツボにマッサージを行ないました。
施術をして足のむくみがやわらいだため施術後『足が細くなった気がする』とおっしゃってました。
2回目以降
2週間に1度のペースで施術を受けていただいてます。
初回の施術内容をベースに目(顔)のまわりに鍼をおこなっています。
普段、目の疲れを感じるようです。
またお酒を飲み過ぎた翌日は顔がむくむそうですが、鍼を受けたあとは顔がスッキリするそうです。
※顔のまわりは毛細血管が多く、内出血をさけるため鍼の数は6本前後で対応しております。
生理(月経)の時の不調を防ぐためにできること
ご希望の方には個別で作成したセルフケアのメニューをお渡ししています。
✔セルフケアメニューの例
さいごに
生理(月経)による体の不調により、普段どおりの生活ができず、歯がゆい思いをされている方はアナタだけではありません。
生理期間中におきる
- ベッドから起き上がれないくらいの腰やお腹の激痛
- 頭痛がしたり頭がボーっしてしまうことで仕事に集中できない
- 理由なくイライラして家族に八つ当たりしてしまう
といった不安を取りのぞくためにも、まずは自分でできる対策をオススメします。
自宅(自分)でもできる対策法
- 横になって安静
- お風呂につかり体をあたためる
- 生理(月経)の不調をやわらげるツボをマッサージ
以上を踏まえて、
- 自分の体質をもっとくわしく知りたい( or 自分の体質を変えたい)
- どのような予防方法が合っているかわからない
- さまざまな健康法をためしたが効果を実感できなかった
上記にあてはまる方は、癒しマッサージ鍼灸院までお気軽にご相談ください。