- 仕事があるのに朝起きられない
- 昼の3時くらいになると眠たくなる
- 夜中に何度も目が覚めて、なかなか寝付けない
このような不眠の症状に、お悩みではありませんか?
気がつけば午前2時、時計の針の音ですら大きく聞こえたりしますよね。
不眠になってしまうと…
- イライラして家族や友人に八つ当たり
- 集中力が落ちてしまい、書類作成で入力ミス
- 天気がよくても体がダルくてカフェに行く気すら起きない
なかにはガマンしつづけて”うつ状態”になってしまい、趣味が楽しめなくなったり仕事を辞めてしまったりするケースもめずらしくありません。
このページでは、すっきりしない不眠の症状にお悩みの方に向けて、
- 年代別:不眠の原因
- 自宅でできるお手軽セルフケア
を紹介します。
不眠の原因はストレスだけではない?年代別チェック
20代~40代によくみられる原因3つ

- 仕事や人間関係によるストレス
- スマホやパソコンの使い過ぎ
- 生理不順
とくに油断してしまうのが、スマホやパソコンの使い過ぎです。仕事中ならともかく、お風呂や寝る直前でもついスマホを触っていませんか?
画面から発生するブルーライトにより交感神経(※)が活発なるため、体がリラックスできない状態になってしまいます。
いいかえると”脳が興奮して頭がずっと起きている状態”ということですね。
体の機能を調整する自律神経のひとつ
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。
車で例えるなら、交感神経がアクセル、副交感神経がブレーキのようなイメージです。どちらも、心臓をふくめた内臓の働きや呼吸、発汗などをコントロールしています。
50代~60代によくみられる原因5つ

- 昼寝が1時間以上
- 身体をリラックスさせるホルモンの量がへっている
- 身体が疲れていない(運動習慣がない)
- 体力が落ちている
- 眠気を感じる前に寝床に入る
意外と見落としがちなのが、
3.身体が疲れていない(運動習慣がない)
4.体力が落ちている
です。
ある程度、体が疲れを感じていないと、人間は寝つけないようになっています。また、体力が落ちることで運動習慣がなくなり、より”疲れない体”となりかねません。
東洋医学的不眠の原因:気の乱れが不眠を生みだす
東洋医学的に不眠は「気=エネルギー」が頭に溜まっている状態と判断します。
イライラしている時に「頭に血が上る」といいますよね?
頭に血が上るとは、必要以上の「気=エネルギー」が頭に溜まっている状態です。人によっては、不眠の原因になるケースもめずらしくありません。

不眠で悩まないためにできること
ここからは、すぐに実践できる不眠対策法を3つ紹介します。
- 起きたら日光を浴びる
- スマホやパソコンを使わない時間をつくる
- ストレッチなど適度な運動
朝起きられない人向け:日光を浴びてセロトニン量アップ

すこし大変かもしれませんが、朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びましょう。
日光を浴びると、脳からセロトニンが出るため、頭と体が活動モードに切り替わります。
- 幸福感
- リラックス効果
- 集中力アップ
このようなの効果から、セロトニンは”幸せホルモン”とも呼ばれています。
セロトニンがすくない人は、うつ病などのメンタルヘルスになりやすいといったデータ(※)があることをご存知でしょうか?
もし、うつ病などを患ってしまった場合、不眠の症状が悪化しかねません。まずは、朝から日光を浴びてセロトニンが出る体にしましょう。
※参考書籍:精神科医が見つけた3つの幸福
夜に寝つけない人向け:スマホやパソコンを使わない時間をつくる

スマホやパソコンの使い過ぎに注意しましょう。とくに、布団に入る前は要注意です。
画面から出るブルーライトの影響により、脳が興奮してしまい交感神経(※)が活発な状態になってしまいます。
※交感神経についてをご確認ください。
その結果、眠たく感じていたにもかかわらず寝つきが悪くなります。しかし、いきなりスマホを手放せなすのはむずかしいので、ラジオ感覚で音声だけを楽しんでみてはいかがでしょうか?
ストレッチなど適度な運動:ほどよい疲れで睡眠の質アップ

適度な運動によりほどよく疲れることで、体がリラックスモードに入ります。「寝る前にストレッチをしましょう」と内容を、テレビなどで見聞きされた方もいるはずです。
理想は寝る前の3時間前、むずかしければ1時間前にストレッチを中心とした運動を約15分行いましょう。
その他、不眠でよく使われるツボについては以下のページをご確認ください。
解決しない方は癒しマッサージ鍼灸院へご相談ください

体の状態や原因から、一人ひとりに合わせた施術内容を提案させていただきます。
不眠の症状で当院をご利用いただいた方の経過は、以下のページをご確認ください。
『1日7時間睡眠』できていますか?|ストレスで部下にイライラをぶつける前に
その日の調子により
- マッサージを中心にしてほしい
- 今日は鍼を受けたい
- 体が冷えているのでお灸をお願いしたい
といった希望があれば、対応いたしますので遠慮なくお伝えください。